愛犬との暮らしに欠かせない概念の1つ。キッカケを大切に捉えることの大切さ。

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暮らしのヒント

今を大切にしている!

犬たちは未来を予測できないと言われてます。
つまり、過去の経験から「今を」生きている訳です。

ハウスが嫌い。
爪切りが嫌い。
留守番が嫌い。

愛犬は「明日も留守番だなぁ」とは予測できない訳です。
当然ながら「来月の爪切り、嫌だなぁ」とは日々考えてはない。(笑)

皆さんが着替えたり、お化粧したり…などから「この後、留守番かな?」とは予測します。
これは思い出す「キッカケ」が与えられたからです。

これは嫌なことだけでなく、好きなことも同じですね。

お散歩
食事

これも四六時中、考えている訳ではないですね。
フードボールやリードなど、関連するものや動作に刺激される訳です。

キッカケがわかると…

キッカケが把握できると、望ましくないことは予防出来ます。

例えば、拾い食い。
   ↓
拾い食いをさせたくない=拾いたい物(=キッカケ)を与えなければOKです。

ゴミ箱漁りも同様ですね。
ゴミ箱を漁るから、フタがついたものに変えたり、愛犬の届かない場所に置いたり…。

キッカケの把握は、こういった予防上手になれる訳です。
予防上手になることは、愛犬との暮らしには欠かせません。

これは行動だけでなく、病気も同じですね。

予防と学習は違う。しかし、どちらもキッカケを把握していなければ…

予防は良いも悪いも学習する機会そのものを管理しています。

つまり、ゴミ箱を元の位置に戻すと漁る…。
取り上げれば、漁ることが出来ない。

この様な関係になります。

学習はキッカケを認識しても「●●しない」にすること。
学習の機会はリスク(=望んでない行動をする場合)があります。
上手に導くには、それなりの指導テクニックをご家族が学ぶ必要も出てくることもあります。

学習を希望される場合にも、管理や予防上手になることがとても大事です。

愛犬と暮らすには「キッカケ」を感じてあげる。
危険なこと、健康を害す可能性があることは、上手に「キッカケ」を管理してあげましょう。
状況に応じて、管理しきれない場合もあります。(キッカケを排除しきれない)

その様なケースでは学習の手助けも必要ですが、自己流で解決するのは難しかったりします。
少しやってみて、上手く伝わってないようでしたら、専門家に相談しましょう!