“愛犬との暮らしに欠かすことが出来ない「専有(占有)と共有」の考え方-1“の続きになりますので、こちらお読み頂く方がスッキリしやすいかもしれません。
実際、愛犬との専有(占有)と共有の温度差はあちこちに生じています。
この線引きがスッキリすれば、愛犬のストレスレベルはかなり軽減します。
”愛犬との専有(占有)と共有の温度差”には、人や他犬などの生物・物・場所や空間などが該当します。
ルールは快適に、安全に、過ごすためのルールですね。
愛犬に自由をたくさん与えるためにも必要です。
家族が一番把握しやすいのは”愛犬との暮らしに欠かすことが出来ない「専有(占有)と共有」の考え方-1“でも”まず”ご紹介した「物」だと思いますので、そこから把握していくことをお勧めします。
このルールがスッキリしていないと…
このルールがスッキリしていないと…
要求的な吠え・支配的な唸りなどの解決に程遠くなりがちです。
家族としては「望んでいないこと」をしていますから、叱ったり、無視したり…など対策をされてきたかもしれません。
しかし、原因が明確になっていないで対応策にばかり注目して対処されていく場合には「臭いものに蓋をした」くらいの対応になっているかもしれません。(何度、対応しても改善がみられない場合には、そう感じるべきでしょう)
例)
お客様が家に来ました。
そのお客様の荷物(例えばカバン)へ勝手に顔を入れる犬。
これによって吠えたり、支配しようと唸ったりすることがなくても、お客様のカバンは専有できる。と認識してます。(お客様のカバンではなくても、家族のカバン、買い物が入った袋でも同じことが言えます)
こういった、日常のふとした行動から、ハッと愛犬の専有(占有)認識を感じる家族になると、愛犬は「犬のことが良く分かる人だ!」と察してくれることでしょう。(笑)
犬は基本的にジェスチャーでコミュニケーションをする動物です。
愛犬の観察能力を高めることは、それだけ犬語のヒヤリングを高めるスキルとなります。
是非とも、テーマを特化して愛犬の行動を、より鋭く観察することを始めてみましょう。