子犬のあま噛みに対する1つの対処法に関しての考察-2

この記事は「子犬のあま噛みに対する1つの対処法に関しての考察-1」の続きです。

前回でお察し頂きたかった点は…

  • あま噛みは「噛む強さ」で判断すべきではないこと

  • 原因は見定めているか?

  • 相談すべき相手を選ぶこと

が、私の言いたかったことです。

今回は…

手をあま噛みしてきたら「(犬の)口の奥へ手を入れる」という対応策

に対する私の考察です。

果たして、この対応策でどの程度の効果を得た人がいるのでしょうか?
まず、2~3回試して効果が感じられなければ、

対処方法そのものが間違えていないか?

タイミングがずれていないか?

のどちらかになるでしょう。

優しく噛んでくるから「あま噛み」といった判断から、原因を見落とし、この対処方法では解決しないことも大いに考えられます。
この場合、この方法を続けることが悪化したり、絆に影響が生じる場合も有り得ます。

タイミングがずれていないか?

対応策としてマッチしているのであれば、タイミングが愛犬にわかり難いことが考えられます。
説明する前に確認として記述しますが、この方法を推奨している訳ではありません。
使うのであれば、正しいタイミングで使う必要があります。

まず、タイミングを掴むには学習の仕組みを理解しなければなりません。

学習の仕組み

犬たちは得することは強化され、損することは弱化されます。
要するに今回の対応策は…

「あま噛みをすると損する」という流れになっていなければ成立しません。

行動の最中または直後に損得の話しが追加されることで、愛犬たちは理解しやすくなるので、タイミングが重要となってくる訳ですが、子犬が「あま噛み」をすることは「噛んだり」「離したり」の繰り返しです。

つまり、2つの行動が混在しています。

今回の「(犬の)口の奥へ手を入れる」は「噛んだり」「離したり」のどちらのタイミングで施術するのか?ということに気がつく訳です。

「噛んでいる」時に嫌悪刺激(損する話し)になるようなタイミングであれば、効果が期待出来ますが、そのタイミングで行うと手が歯でキレるはずです。

逆に「離してた」時のタイミングでアプローチすれば、噛む力を緩めると損する話しをされるので、逆効果が出てきても不思議ないのです。

要するに自分の手を犠牲にしてまで、この方法をチョイスするのか?です。

途中にも記述しましたが、私がご家族にこの方法をお勧めしないのは、ご家族も犬もケガする可能性と行動は一瞬にして「噛んだり」「離したり」と変動します。
つまり、初めて子犬を迎えたばかりの家族には無理難題なタイミングを強要することが必要となり、実際には非現実的だと考察します。

今、あま噛みでお困りの方、初めて犬と暮らし始めた方、本やネットで解決するほど浅い仕組みではありません。
間違った方法やタイミングの違いは愛犬も困ってしまいます。

必要に応じて、必要な糧のある専門家に相談してください。
 



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