手っ取り早く「犬語」を理解する3つのポイント

Pocket

暮らしのヒント

犬語=メインはジェスチャー

犬たちの言語は世界共通です。
犬語がわかれば、どの国に行っても大丈夫!(笑)

というよりも、愛犬ですね。
基本、犬たちはジェスチャーです。

種類は多くありません。
実は思っているよりもカンタンかも。(笑)

「種類少ない(あまり多くない)=犬の考え方も複雑ではない」とも言えます。
ただ、(ある程度)わかっている人も限られている事実…。

犬のシグナルについては、カーミングシグナル犬のボディーランゲージなどと検索すると、色々と紹介サイトが出てくると思います。

色々な仕草がありますが、5個でも理解できると「愛犬の見る目」に変化が出てくるでしょうね。
まずは「あっ、シグナルを出した(使った)!」と気付くことが最初の一歩だと思います。
 

ポイント-1:犬のシグナルは「一瞬」が多い

長い仕草や大きな仕草になれば、普通の人でも「犬語」が何となく…理解できます。
逆に「大きなメッセージを出さないと、わかってもらえない」とも取れます。

大きなメッセージ=大きなストレス

特に不安などのストレスは、小さなメッセージのうちに察してあげたいですね。

突然、吠えるようになった…
突然、唸るようになった…

実は、その前に

「一瞬(小さな)」犬語(シグナル)を発しています。

(小さなシグナルを発しても、察してくれない頻度が増えると省略します)

最初は漠然と見ていても「わからない」ことも…。
まず、「ちっちゃな動き」に注目すると良いでしょう。

目の動き(目線や瞬きなど)
耳の動き
尾の動き(「振り」だけでなく、高さ(尾が上がるor下がる)

「ちっちゃな動き」ですから、一瞬の場合が多いです。
大袈裟ですが、人が「まばたき」している間に終わってしまうことも…。
そのくらい、初動のメッセージ(=シグナル)は短く一瞬です。
それでも、相手が理解してくれない時に「丁寧に」大きなシグナルとして表現してくれるのです。
(オーバーリアクションしないと「わかって貰えない」とも言えます)
 

犬語を感じられるようになろう!

この動画の中でも、たくさんの犬語(シグナル)を発しています。

この犬は、猫の目を見ようとしません。
しかし、猫から距離を取ろうともしません。
「愛犬との連動性をUPするための覚書3選」3.空間の意識を読んでみて欲しいです)

目も細めたり、瞬きしたり。
耳も小さな動きが。

座っている時間が長いですが、尾も振ったり、振らなかったり。
短いメッセージですが、あれこれとネコちゃんに表現してます。

「あっ、シグナルを出した(使った)!」と気付くこと。
要するに「話しかけてきた」と気付くこと。
そこから会話が始まっているのですからね。

一生懸命、話し掛けているのに気付いてくれない…。

ねぇ、聞いているの!

と、オーバーリアクションになってから初めて気付く…。
これじゃ、サビシイですね。(笑)
 

ポイント-2:上達するには相手が必要

犬は本来、犬語が話せるのですが、犬語が通じない相手と過ごしていると「下手くそ」になっちゃいます。
「犬語がわからない」家族と過ごす時間が長くなることで「オーバーリアクション」に成りやすいということ。

片言の英会話しか出来ない先生に習っても流暢な会話は習得できませんね。

犬語が「下手くそ」になってしまった犬同士が集っても、直ぐに上達することを期待しちゃ…って感じです。
(人でいうなら「友達を選べ!」っていうところでしょうか。)

要するに「使わないと錆びる」ということ。
特にお散歩などの頻度が少なかったりすると、通じやすい犬との接触も少なくなりがち。
上手に会話する機会もなくなる訳です。

 

ポイント-3:人が使っても犬はわかる!

動画を観ても一目瞭然。
犬は相手が猫だろうと人だろうと「犬語」で会話します。

私たちは、尾の表現は出来ませんね。
耳の表現も難しいです。

まずは目線を習得出来ると良いですね!
「愛犬との連動性をUPするための覚書3選」2.声以外で語りかけるを参考に)

愛犬の目線に、もっともっと注目してみて欲しいです。

特に落ち着いて欲しい時に、犬語が上手に使えると便利。
愛犬が緊張や不安を感じているときに応援(サポート)出来ます。

1つでも愛犬に伝わる犬語を習得して、使ってみるためには…
犬の会話を「よく観察する」ところからですね!
 

まとめ

英会話と同じで、たくさんの単語を急には覚えられません…。
それと、犬は同じ仕草(行動)でも前後の流れで意味合いが異なることがあります。

また、最初は通じないことも多いです。
英会話で例えるなら「発音が悪い」とか、その時には「そんな表現(シグナル)は使わない」みたいな。

お互いに何度も交わすことで流暢に。
愛犬から「犬語を学んでみよう」みたいな感じでスタートすると良いかも。(笑)