愛犬名に込められた思いに対して、使い方はどう?

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暮らしのヒント
愛犬の名前、2011年アニコムの調査では「ココ」ちゃんが1番だそうです。(男の子No.1は「マロン」ちゃん)

我が家の愛犬は、舞優(まい)と名付けました。
優しく振舞えるように…。(親の心、子知らずとはよく言ったものです…)

先代の名前を引き継いだり、キャラクターの名前だったり…。
愛犬の名前に関する由来には、家族の思い入れや、こだわり、呼びやすさなどを感じたりします。
(重々しいか、軽々しいかは別として)

普段、何気なく使ったりしている「愛犬名」ですが、はたして愛犬には「どう」伝わっているのでしょう?
名前を呼んでも「無視されることが多い」と感じることが多い場合、愛犬との温度差があるかもしれません。
 

そもそも、犬同士は名前で呼び合うことはない

当然ですが、犬同士は相手を名前で呼ぶことはありませんね。
名前(愛犬名)に価値を見出しているのは、家族(人)だけです。

犬たちには、名前なんてどうでも良い。(笑)
つまり、重要ではない訳です。

実際、重要なものとして利用しない場合、愛犬にとっての「愛犬名」は家族の「独り言」になることも…。
「また、念仏を唱えている…」くらいにしか思ってないかも。

名前に反応が弱い場合、複数の意味合いを含ませて使っている場合が多いです。
 

名前もオスワリと同じ

オスワリという言葉には1つしか意味がありません。
「座る」というメッセージのみです。
フセもマテも、オイデも同じです。

名前も同じです。
名前は「呼んだ人に向く」といったニュアンスですね。
(要するに「ねぇねぇ」と肩を叩くみたいなメッセージの言葉ですね)

よくあるケースでは…

褒め言葉の意味が含まれる。
例)ポチ、いい子ね! みたいな
叱る言葉の意味が含まれる。
例)ポチ、コラっ! みたいな

名前に「褒めるとか叱る」が混ざらない方が、愛犬名としての意味は明確です。
 

たくさんの意味合いが愛犬を迷わせます

犬はたくさんの事を覚えることが出来ます。
しかし、複雑な言い回しや意味合いは理解できません。

人の表情を読み取る力が優れているので、名前で褒めたり叱ったりすることって重要ではありません。
重要ではないところに、複雑な名前の利用によって、名前という言葉の印象も変えてしまいます。

名前を呼んだら反応する&無視する。
実は、家族の使い方次第で変わります。

愛犬は、自分の「愛犬名」をどの様に理解しているか?
普段、話しかける時に意識して観察してみてください。
何か新しい発見があるかもしれません。