色々と考慮するために知っておきたい子犬の成長過程-5

Pocket

子犬(パピー)クラス
これで5回目ですね。
過去の4回は以下のリンクからお読みください。

パピーの時期、特に初めて犬を迎えた方は、経験がない分だけ様々な知識が必要です。
しかし、皆さんが知りたい情報は「表面的」な部分が多いのも現実。
実際は奥深いのです。(笑)

 ● 色々と考慮するために知っておきたい子犬の成長過程-1
 ● 色々と考慮するために知っておきたい子犬の成長過程-2
 ● 色々と考慮するために知っておきたい子犬の成長過程-3
 ● 色々と考慮するために知っておきたい子犬の成長過程-4

PuppySheet-1この「色々と考慮するために知っておきたい子犬の成長過程」用にプリントを作ってみました。
ご利用は下記のリンクからプリントアウトしてくださいね。
PuppySheet-1 [ .pdf ]

子犬を迎える予定の方は、シートに記入していくとイメージしやすいかと思います。(もちろん、迎えたばかりの方も)
 

家に来たら、まず何を教えたら良いの?

今までの回から「何週で家に来るか?」に関係なく、予防接種関連のスケジュールがある程度決まります。
もちろん、ご家庭の都合で接種日が遅れることもありますね。
それは、それで、考慮した予定を立てていければOKです。

迎える週齢はマチマチでも、前回の柱立ては同じです。

・ケア(お手入れ)関連
・お散歩デビューに備えて
・ハウスマナー(家庭内での行儀)

実際、様々な物や音、刺激に「ならす」という経験です。
それと、トイレですね。

ケア(お手入れ)関連

身体中、どこでも大人しく触らせてくれること。

これは、本当に大事です。
普段の健康な時から「嫌がる」場所が多いと、具合が悪くなった「初期」に気づきにくいです。
また、具合悪くなった時こそ、身体中を触ったりすることが出てきます。

「撫でられることが好き」とは違います。
ある程度、人の都合で「触る」ことに「なれる」経験です。

・ブラッシング
・足拭き(タオルドライを含む)
・爪切り
・耳そうじ
・投薬     など

犬種によっては、点眼なども。
犬の寿命も長くなっていますから、歯ブラシも出来ると良いですね。

全ては「必要だからやる」ではなく、「これから必要になるから経験してみましょ」です。
要するに、本番に向けた「練習」です。

ブラッシングも身体全体を一度にするのがシンドイようであれば、回数を分けて経験させましょう。
足拭きも同じです。
一度に四肢を拭かなくてもOKですね。
爪切りも、耳そうじも…。

本来の投薬は、苦い薬もあるので嫌がったりしますね。
投薬の練習は、フードなど食べたことのあるもので練習すると良いですね。

愛犬の社会化経験でもありますが、家族にとっても方法を経験しておくことで、必要になった時に役立ちます。
家族も愛犬も学ぶ機会です。

これだけでも、一緒に過ごす時間に色々することが出てきますね。(笑)
犬は家族の一員です。
お互いが成長してこそ家族ですね!

まだまだ続きますよ!

復習はこちらです。
 ● 色々と考慮するために知っておきたい子犬の成長過程-1
 ● 色々と考慮するために知っておきたい子犬の成長過程-2
 ● 色々と考慮するために知っておきたい子犬の成長過程-3
 ● 色々と考慮するために知っておきたい子犬の成長過程-4


ポチっと、お願いします ! m(_ _)mにほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ