愛犬のことは「一番わかっている」と家族は信じている。
もちろん、そうなって欲しいのです。
しかし、実際には「決めつけている」ことも多い…。
うちの子、●●なの。
本当ですか?
愛犬は「そうじゃないのに…」と思っているかもしれません。
「総合的な知力アップが求められる時代に」でも紹介していますが、
1つの仕草=1つの目的とは限りません。
というよりも、1つの仕草=2~3つの用途があると思った方が賢明です。
匂い取り
愛犬が散歩中に「匂い取り」をしているとします。
A:ある特定の匂いに興味があり、匂い取りをしている
B:ある特定の不安要素を察したことから、匂い取り(=ストレス・サイン)をしている
B:ある特定の不安要素を察したことから、匂い取り(=ストレス・サイン)をしている
同じ「匂い取り」ではありますが、理由も原因も全く違います。
例えば…こんなこともあります。
「A」が理由で匂い取りをしていた。
止めさせようと、リードを引いた。
身体のバランスを崩したことで「B」が原因で匂い取りをはじめた。
「A」が理由で匂い取りをしていた。
止めさせようと、リードを引いた。
身体のバランスを崩したことで「B」が原因で匂い取りをはじめた。
これを感じてあげないと「うちの子、匂い取りばかりするの…」と決めつけたくなる訳です。
頭で理解しても、現場で察することは難しかったりします。
うちの子、●●なの。
正しいかもしれませんし、間違っているかもしれません。
どちらにしても、再確認する機会が愛犬との距離を縮めてくれるはずです!