しつけは「子犬の頃から」の本当の理由

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暮らしのヒント

成犬になると…

  • 唸るようになった…
  • 吠えるようになった…
  • 噛むようになった…
  • トイレを外でしかしなくなった…  など

もちろんネガティブな案件でも、しつけ教室では対応します。
お察しの通り、最初から「おもしろい!・楽しい!!」とはなかなかいきません。

成犬になってからの「しつけ」はネガティブなことが多い。
慣れ親しんだ習慣を改善するには時間も手間も掛かること、何となくご理解頂けるとは思います。
時間と手間が掛かる大きな原因の1つに「家族も犬も、その環境に順応してからの対応」になるからです。
しかし、大概の方は「すぐに」を求められがちです。

catulus

このグラフは、時間と関係です。
しつけ教室は費用も掛かりますので、スタートダッシュしたい気持ちもわかります。
しかし、最初は家族と愛犬の「共有点」が少ないため、連動性も少ない。

知識や意識など、少しずつ「点」を増やすには時間が必要です。
点が増え始めると、点が線になってきます。
最初は「点線」が多くなり始めます。

そのうち、点線と点線が繋がり始めます。
そうすると連動性に加速がつくので、この様なグラフになります。

このグラフで言いたいことは…「最初は焦っちゃダメ」です。(笑)
後半になれば、加速します。
この後半ですが、子犬からスタートすれば若き成犬時に体感しますね。


特に経験がない世界では、ペースがわかりませんね。
だからこそ、子犬の頃から家族も「しつけ」に関わるべきなんですね。

厳しくすれば、わかるってものでもありません。
優しくするだけが愛でもありません。

家族といわれる仲間として、愛犬を迎い入れる時代になりました。
しかし、家族が「愛犬のスポンサー」みたいな方もたくさんいます。
楽しいことも、シンドイこと、人さまに迷惑がかかることにも、しっかりサポートできる家族になるには「子犬の頃」から習慣になった方が良いに決まっていますね!
 
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