この表題は「お犬様」として認識するためではありませんよ。(笑)
犬のしつけを自己流で始める方のほとんどが、愛犬に愛と厳しさを兼ね合わせています。
親バカだけど、厳しく叱る。
要するに、人からしてみれば「飴とムチ」ですね。
要するに、人からしてみれば「飴とムチ」ですね。
親の立場では、それが正しいと感じる方もいるのでしょう。
人生の先輩として過去を振り返り、未来を予測しての対応だと思いますが、愛犬の立場ではどうなのか?
上手くいくケースもあるようです。
ただ、上手くいかないケースもたくさん知っています。
ただ、上手くいかないケースもたくさん知っています。
私たちの仕事は、たくさんの家族とご縁があります。
色々なケースを一緒にみて過ごしますからね。
例えば、こんな話しはどうでしょうか?
娘が父親を嫌う理由
あるTV番組でやっていました。
特に思春期の娘さんが父親を毛嫌いするには訳があるのですね。
思春期=性成熟する時期。
身近すぎる男性(=父)に対して、脳が拒否反応を示すそうです。
(要するに、本能的に近親交配を避ける仕組み)
- お父さんが入ったあとのお風呂に入りたくない。
- 触らないで。話しかけないで…。
本当にお父さんが嫌いになった訳ではなく、本能的なんですね。
ある意味、娘さんの反応は正しい訳です。
これを知っていれば、お父さんが必要以上に嫌悪感を感じることもありません。
娘さんを単に「反抗期」なんて判断することもありません。
娘さんを単に「反抗期」なんて判断することもありません。
ここで申したいことは、
自分が理解できないことは「間違っている」と感じてしまうことがある。
ということです。
間違っていると感じたら、気づく機会でもある
愛犬は自身にとって、無駄なことは「やらなくなる」。
逆に必要なことだから「する」のですね。
何でするのだろう?
突き放す前に、まず歩み寄りが必要ですね。
例題のように、本人同士が話し合っても解決しないことも有り得ます。
突き放す前に、まず歩み寄りが必要ですね。
例題のように、本人同士が話し合っても解決しないことも有り得ます。
当然、犬と話し合っても仕方ないですね。(笑)
「間違っている」と伝える前に、家族として(今、持ち合わせている犬の知識に)疑問を持つこと。
愛犬が、素直な心で、安心して暮らせるようにするためにも。
これが親としての苦労でもあり、特権でもあると思います。