理由は単純な「子犬の甘噛み」だけど、みんなが苦労する理由


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子犬(パピー)クラス
子犬の相談で多い「甘噛み」の対処。
特に、小さな子供さんがいる家族は心配のタネ。
 
子犬の頃のシツケが大事って聞くから…。
 
初めが肝心なのはわかります。
しかし、子犬の頃の問題と思われる行動は「子犬の頃だけ」です。
(もちろん、例外はあります。判断は専門家と一緒に行ってください。)
 
下手にシツケしようとするから、異なる関連付けが生じてしまいます。
良かれと思ったシツケが、脳に余計な記憶を刻んでしまうのです。
そんな背景から、成犬になっても残ってしまうことが多いのです。
 
子犬の甘噛みはコミュニケーションの欲求からしてきます。
 
つまり、構って欲しいのです。
裏を返せば、構ってあげる時間が少な過ぎるということ。
 
家族が愛犬の欲求を満足させてあげられない。
愛犬も家族の欲求に応えるだけの年齢でもない。
このギャップが「問題」として浮き上がってくる訳ですね。
 
だからといって、痛くても噛まれていれば良いというはずがありませんね。
注目する点が異なるので、皆さんが苦労される訳です。(笑)
子犬を迎えることが決まったら、まずお家へ迎える前に一度相談されておくとイイです。
先手対応になりますから、全然違ってくると思います。
 

 
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