犬との暮らしには欠かせない「予防・管理」という考え方。
実際には、上手に「予防・管理」を活かせていない家族は非常に多いです。
そもそも、管理・予防とは何か?
どの様に利用することで日常に有効的なのか?
もう少し噛み砕いて理解しておくと、生活に幅が生まれ、質が向上すると思います。
そもそも、管理・予防とは何か?
留守番中にイタズラが心配だから…と、ケージに入れて出掛ける。
これは、イタズラを管理・予防のためにケージを利用しているということになります。
予防接種も不妊手術も(考え方は)同じですね。
エリザベス・カラーを付けるのも、舐めてしまったりすることを予防している訳です。
犬との暮らしの「予防・管理」とは
「犬の未来を予測して不慮のアクシデントから回避すること」です。
どんな策で、何を管理・予防しているのか?
これをスッキリしておく必要があります。
散歩で、何でも食べようとする。
こういう犬は「首輪がイイのですか?」それとも「胴輪がイイですか?」と聞いてくる人もいます。
何を、どの様に考えることでスッキリしますかね?
予防・管理は「回避である」ということ
予防・管理はリスク回避法の1つでもあります。
「子育て四訓」と同様で、若齢期の犬の取り扱いでは基本中の基本です。
どんな危険が潜んでいるのか?
そのリスクを予防・管理して回避する訳ですね。
ただ、この方法は「なおる・なおらない」には影響しません。
事態を悪化させてしまうかもしれない。
だから、経験そのものを予防・管理している手段です。
風邪を引かないように、無菌室で過ごすようなもの。
この無菌室で過ごすことをずーっとしていれば、風邪は引かないかもしれません。
しかし、世間というものから隔離されてしまいます。
どうなっていきますかね?
管理・予防は万能ではないこと。
使い方によっては、ストレスを多くしてしまいます。
予防・管理がダメな方法ではありません。
長所を活かして、短所が目立たないように上手に利用してこそ効果があります。
あなたは管理上手になれていますか?
知識だけでは、日常に落とし込めないこともあります。
ヒントやアイデアが必要な方は、ご相談ください。
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