普段、愛犬に発している言葉-2

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暮らしのヒント

愛犬に発する言葉は用途によって分類が出来ます。
難しいかもしれませんが、愛犬との暮らしには欠かせない内容でもあります。

合図(Cue)について

合図(Cue)とは一般的には「オスワリ!」みたいな言葉です。
「オスワリ!」と言ったら愛犬は座る合図な訳です。

皆さんの愛犬は何個の合図(Cue)を知ってますか?
また、合図(Cue)の中で細分化されます。

カトゥルス

  • バーバル・キュー

    声による言葉の合図

  • ノン・バーバル・キュー

    ジェスチャーなど非言語の合図

  • テンパー・キュー

    愛犬が理解していない曖昧な合図(バーバルやノン・バーバルどちらでも有り得る)

  • ポイズン・キュー

    (愛犬にとって)毒のある合図

例えば「マテ」の場合、言葉で理解しているようであれば、バーバル・キュー。
手の指示(ジェスチャー)がないと待てないようであれば、マテ(の合図)はノン・バーバル・キューを理解していて、声の「マテ!」はテンパー・キュー(曖昧な合図)であると言えます。

リードを握るとお散歩だ!という認識も合図になります。
これはノン・バーバルですね。

特にノン・バーバルは必ずしもご家族が意識しているとは限りません。

オスワリ!オスワリ!オスワリ!オスワリ!…って
たくさん発しないとダメなのは「テンパー・キュー」だから…。

ハウス!と(声で)言われて、ハウスに行くことは承知しているが、ためらうことがある。または渋々入る…。
なんていう感じであれば、その時の愛犬にとっての「ハウス!」はポイズン・キューと言えるでしょう。

犬も高齢になると、目が見えなくなったり、耳が聞こえなくなることだって絶対にないとは限りません。
合図(Cue)にも種類があります。バーバルもノン・バーバルも両方知っておくと万が一の時に大きなストレスにならずに済みますね。

逆にたくさんのテンパー・キューやポイズン・キューがあるのは歓迎できませんね。
この機会にご家族が発している合図はどれに分類されるのか?
また、何個くらい合図として愛犬が認識しているのか?
確かめてみて欲しいです。

今回のUPは「続きもの」なので、「普段、愛犬に発している言葉-1」をご覧になってみてくださいね。