しつけの本を読んでも、上手くいかない本当の理由

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暮らしのヒント
大概の方は、1冊2冊くらいは「しつけの本」をお持ちではないでしょうか?
また「たったの●秒でイイ子になる…」みたいなフレーズに飛びつきそうになったり…。(笑)

出す方も大変なエネルギーを要して制作します。
販売すれば、売れないと困ります。

「本を読んでも無駄」と言いたい訳ではありません。
その本への「期待値が高い状態で購入していませんか?」ということです。

為になる部分は、たくさんあるはず

全部の本、全部の内容を把握している訳ではありませんので、ウソもあるかもしれません。
しかし、全文が虚偽であることは考え難いです。

「しつけ」という3文字。
表現はカンタンですが、実状は「15年間くらいの育児」です。
一筋縄ではいきませんよね。(笑)

同じDNAの兄弟でも、同じ性格ではありません。
2頭目、3頭目といっても、同じように育てれば、同じようになるなんて考え難いのは当たり前ですよね。

「しつけ」全てにおいて、万能な参考書ではないのです。

何冊も読むことで、連動や共有が生まれる

例えば…
ピーター・ドラッカーさんの「マネジメント」この本を読んだ方すべての人が、マネジメント能力が備わる訳ではありませんね。
日常へ具体的に落とし込んでこそ、連動してきます。

また、この様なジャンルに関心がある方は、この1冊だけでなく何冊もお読みになられているはずです。

これは英会話でも、ダイエットでも同じではないでしょうか?

しつけの本を読んでも、上手くいかない本当の理由とは…
要するに、1冊に期待する値が大き過ぎるのです。

逆に「この1冊あれば大丈夫!」みたいな表題には飛びつかない方が賢明ですね。(笑)

人間の子供で考えてみてください

犬は約15年くらい生きます。
つまり、人だと「中学卒業するくらいまで」です。

その間、1冊2冊の本やDVDで解決しますか?
それと同じです。

しつけの本やDVDを「買わないように」とは言ってませんよ。
書籍は「ためになる」ことがたくさん書いてあります。
たくさん買って、色々と読まれるべきです。

ただ、1冊に「たくさんの夢や希望という期待値」を乗せ過ぎませんように…。(笑)
大きな夢や目標が挫折する…になりがちですから。

親が示すのは、態度ではなく行動です!
 
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